保育理念
『子どもは本来自ら学ぶもの、自ら成長する力を内に秘めている』というモンテッソーリの児童観を基本におき、子どもの持てる力を尊重し、環境に心を配り、自由を保障し、心身共に安定した状態で、自己活動によって自己実現が図られるよう援助する。
保育方針
- モンテッソーリ教育法の精神に基づき、縦割り保育の中、子どもに自由を保障する。
- 自ら考え、自ら判断し、自ら行動できる「自主・自立・自律」の獲得を促し援助する。
- 思いやりと意欲を持った健全な全人格者としての育成を目指す。
保育方法
- モンテッソーリ教育法に基づき、生活・感覚・言語・数の教具、教材をクラスに配置して子どもたちが自由に選択できるようにしている。
- 室内で過ごすか、屋外で遊ぶかは子どもたちの自由にまかされる。
- 縦割りクラスは「保育士」「幼稚園教諭」のほか、「モンテッソーリ教師」の有資格者またはモンテッソーリ教師養成コース通学中の保育士が子どもたちの保育にあたる。
- 3歳未満児クラスにも、必ず上記の有資格者を配置している。
モンテッソーリ教育って?
子どもの願い
『大人の皆さん、どうか私が一人でやれるように私を助けてください・・・』
『大人の皆さん、どうか私が一人でやれるように私を助けてください・・・』
モンテッソーリ教育には、「子どもは本来自ら学ぶもの、自ら成長するものを内に秘めている」という内発性に対する深い信頼を持っています。『精神的集中』を経験することが大事とも言っています。
この精神的集中を起こすことができるための、様々な環境や教具が当園でも用意されています。
この精神的集中を起こすことができるための、様々な環境や教具が当園でも用意されています。
生活教具
- 自分を取り巻く環境とうまくかかわりたい
- 家事をやりたい
- 他人とうまくかかわりたい
という子どもの願いに答えられるように、特に配慮された「活動の動機」となる教具がおかれています。
また、筋肉運動の発達を促すという目的もあります。
のり貼り
着衣枠(リボン)
切る(花の水切り)
洗濯
感覚教具
感覚教具のねらいは、子どもの知的発達の基礎作りを主とし、感覚の洗練、数学的頭脳の育成、集中作業への契機があります。また、数の基本として作られたものでもあります。
三項式の箱
円柱さし
色付き円柱
桃色の塔、茶色の階段
言語教具
絵本や教具教材を通して、漠然と「文字」なるものの存在を知り、また様々な事物の名をひとつひとつ覚えることで次第にしっかりと自分の生きる世界を獲得していきます。また、正しい発音の獲得、書く準備等の目的もあります。
絵カード
彫文字
かなくらⅠ
文字かき
数教具
数教育のねらいは、数学的頭脳、精神の育成にあります。子どもの心を個々の具体物から抽象的な概念へと向けるよう、精神の発達を助けるためのものです。
赤と青の数棒
数字と玉
100ならべ
つむ棒箱